A cartoon person holding hands with a robot both with multiple speech bubbles

GitHub Copilot の基礎

Ryan Salva
Ryan Salva // VP of Product // GitHub

このラーニング パス モジュールでは、GitHub Copilot に関する最も一般的な質問を取り上げるとともに、大手組織のエンジニアリング リーダーたちが、GitHub Copilot を使用してソフトウェア開発のペースを加速させ、顧客により多くの価値をもたらす方法をご紹介します。

基礎モジュールの概要

ガイド 1: GitHub Copilot が組織のためにできること 

組織のコード品質を向上させながら、デジタル変革を加速します。GitHub Copilot の使用により、開発者の採用が有利になり定着率を上げ、開発者のスピードと効率性を引き上げて、開発者のコードをよりセキュアで優れたものにすることができます。

ガイド 2: GitHub Copilot の使用に対する信頼を確立する

GitHub Copilot を評価する組織から寄せられた、最もよくある質問と考慮事項に関する回答を確認します。ここでは、技術的なセーフガードから契約上の保護まで、侵害リスクを防ぐために GitHub が取っているアプローチの概要を説明します。

ガイド 3: GitHub Copilot のデータ パイプラインを理解する

開発者から GitHub Copilot へと渡され、また開発者に戻ってくるデータをたどることで、GitHub Copilot がコンテキストの収集とプロンプトの構築を行い、あらゆるタイプの不要な結果を除去して、高品質なコード提案と応答を返すためにデータをセキュアに処理する方法を学びます。

ガイド 4: GitHub Copilot の影響を測定する

導入メトリクスと使用メトリクスを検証し、開発者を調査して、ダウンストリームでの影響を明らかにすることで、ビジネスに対する GitHub Copilot のメリットを評価します。

ガイド 5: AI ポリシーとガバナンスで開発者をエンパワーする

許容可能な AI ツールの使用におけるガイダンスとなる内部ポリシーを策定することで、生産性を向上させ、開発者がより迅速に革新できるようにします。

ガイド 6: GitHub Copilot のロールアウトで成功を収めるためのヒント

開発者トレーニング、セルフサービス ライセンス、リマインダーなどを利用して、GitHub Copilot のメリットをより迅速に実現します。

ガイド 7: GitHub Copilot シートの管理とプロビジョニング

シートを効率的に割り当てながら、適切なユーザーが GitHub Copilot に確実にアクセスできるようにします。

ガイド 8: GitHub Copilot の請求方法を理解する

GitHub Copilot のシート ベースの請求モデル、シートの割当方法、および支払いサイクルの仕組みに関するよくある質問への回答を見つけます。

GitHub Copilot ラーニング パスを開始する


GitHub Copilot とは

GitHub Copilot は、コード エディタでのコード補完とチャット アシスタントから、GitHub.com でのコード説明とドキュメント クエリまで、ソフトウェア開発ライフサイクル全体を通じてコンテキストに沿った支援を提供することによって、デベロッパー エクスペリエンスを変革できます。 

GitHub Copilot Individual は、個人開発者、フリーランサー、学生、教育者、オープンソース メンテナー向けに設計されています。GitHub Copilot Business と GitHub Copilot Enterprise は、組織とエンタープライズ企業向けに設計されたものです。全てのサービスにはコード補完とチャット アシスタントが含まれていますが、ライセンス管理、ポリシー管理、IP 補償、データの使用または収集方法に関する違いがあります。

  • GitHub Copilot Individual では、コーディング環境、つまり、コード エディタとコマンド ラインで GitHub Copilot を利用できます。

  • GitHub Copilot Business には、全ての GitHub Copilot Individual 機能に加えて、組織的なライセンス管理、ポリシー管理、IP 補償が含まれています。2024 年の初めには、両方に GitHub Copilot in GitHub Mobile が追加されます。 

  • GitHub Copilot Enterprise は、開発者がコード ベースについて会話できるようにするチャット インターフェイス、およびプラットフォーム全体のアクション ボタンとして GitHub Copilot を GitHub.com に統合します。また、理解をさらに深め、より高度にカスタマイズされた提案を提供するためにコード ベースをインデックス化することで、パーソナライゼーションを強化します。GitHub Copilot Enterprise ではコード補完のためのカスタム プライベート モデルの微調整が可能になる予定です。

GitHub Copilot の使用を開始する

以下の組織の業界エキスパートによるインサイト:

ASOS: ASOS は、ファッションを愛する 20 代の人々が集まるサイトで、世界の 200 か国以上に 2,300 万人以上のアクティブな顧客が存在しています。顧客は ASOS の優れたウェブおよびアプリケーション エクスペリエンスを通じて、900 近くのパートナー ブランドと、ASOS が厳選したファッションを軸とした独自のブランド レーベルから購入できます。ASOS は、エンジニアが最小限の労力で GitHub Copilot の機能を活用できるようにするセルフサービス アプローチについて説明します。

CARIAD (Volkswagen 系列会社): CARIAD は、新たな方法で自動車・モビリティをより安全かつ持続可能で快適なものにするためのソフトウェアを開発しています。CARIAD は、GitHub Copilot を使用して生産性を向上させ、開発プロセスを合理化し、コード品質を強化して、プロジェクト タイムラインを迅速化しています。このモジュールでは、CARIAD が毎日のワークフローに GitHub Copilot を統合することで、シームレスで効率的な開発エクスペリエンスを確保する方法を探ります。

Cisco: Cisco は、ビジネス、教育、慈善活動、創造性といった分野を問わず、強力な関係を築くことができるようにします。Cisco のハードウェア、ソフトウェア、およびサービス製品は、ネットワークを可能にするインターネット ソリューションを創り出すために使用されており、いつでもどこでも情報への簡単なアクセスを提供します。Cisco は、膨大な規模で経営展開するエンタープライズ企業への GitHub Copilot のロールアウトで成功を収める方法に関するベスト プラクティスを説明します。

Lyft: 世界最高の交通手段で人々の生活を向上させる Lyft は、米国人口の約 95%、およびカナダの一部の都市にサービスを提供しています。Lyft は、全てのライドからの二酸化炭素排出を相殺するとともに、ライドシェア、バイクシェア システム、電動キックスケーター、公共交通機関とのパートナーシップを通じて交通平等を促進することで、ポジティブな変化をもたらすべく尽力しています。Lyft は、GitHub Copilot Chat のようなツールがどのように AI 懐疑派を支持者へと変え、Lyft の開発者組織の開発者の満足度をこれまでになく向上させたかについて説明します。

Philips: Philips は、ヘルスケア テクノロジー、家庭用電化製品、スマート ホーム製品を通じて人々の生活を向上させるために革新し続けています。Philips には、最先端のテクノロジーでコラボレートするソフトウェア プロフェッショナルが世界各国に 6,000 人以上います。Philips はその AI ポリシーを使用して、GitHub Copilot で開発者が作成するコードが厳格な品質基準を確実に満たす方法について説明します。

Redfin: Redfin はテクノロジーを活用する不動産会社です。Redfin は、人々が仲介、賃貸、融資、権原保険、リノベーションの各サービスを通じて住みたい場所を見つけるための支援を提供するプラットフォームの構築に、GitHub Copilot の力を利用しています。GitHub Copilot の導入中、Redfin は GitHub Copilot の投資収益率が、開発者の時間の 6 分間に相当すると計算しました。

Shopify: Shopify は、商取引に欠かせないインターネット インフラストラクチャのプロバイダーです。Shopify は、あらゆる場所のお客様により優れたショッピング エクスペリエンスを提供しながら、信頼性を確保できるように設計されたプラットフォームとサービスで、全ての人のために商取引を向上させています。Shopify は、そのエンジニアリング リーダーたちが社内での GitHub Copilot 導入を戦略的に教え広めることで、毎日 24,000 を超えるコード行が受け入れられる、9 割強の導入率を達成した方法を説明します。